再発性の高いヘルペスは、いつ再発するかわからない点も怖いところです。再発を防止するためにもバルトレックスを手元に置いておきましょう。

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内服治療薬のバルトレックスとビブラマイシン

バルトレックスとビブラマイシンは、特定の性行為感染症に対して非常に有効な内服薬です。
バルトレックスはアシクロビル系の第2世代抗ウイルス化学療法薬であり、ビブラマイシンはテトラサイクリン系の抗生物質の為、適応症が大きく異なります。

ビブラマイシンは、ペニシリン系抗生物質やセフェム系抗生物質の効力の無いクラミジア属やマイコプラズマ属、Q熱リケッチアに対しても有効とされるタンパク質合成阻害剤です。
赤痢菌やペスト菌、コレラ菌など以前は法定伝染病と呼ばれた疾患に対しても有効です。
又、マラリアの治療にキニーネと併用されるケースもあり、非常に広域なスペクトラムを有する抗生物質です。
ビブラマイシンの作用機序としては、30Sリボゾームサブユニットと結合する事でタンパク鎖の成長を抑制し蛋白合成初期複合体の形成を阻害する効果を発揮し、結果として菌の増殖を抑制します。

バルトレックスは、アシクロビルに必須アミノ酸のバリンを付加したプロドラッグであるバラシクロビル主成分とし、単純疱疹や帯状疱疹、水痘、性器ヘルペスの再発予防などの治療に処方されているDNAポリメラーゼ阻害薬です。
バルトレックスの作用機序は、ウィルス増殖時に分子骨格が類似しているdGTPとアシクロビルが置換反応される事でDNAポリメラーゼの働きを阻害しウイルスの増殖を抑制します。
又、神経節の深層部ウィルスに対しても有効とされ、2カ月~12カ月1日1回の服用を継続する事により体内のウイルスの約3割を死滅させ、再発抑制効果が得られます。
バルトレックスは、食前と食後のタイミングは関係なく服用する事が出来ますが、極稀に医薬成分が再結晶化し腎障害を発症する事があるので、服用時や服用中も出来るだけ多くの水分を補給する必要があります。
しかし、バルトレックスは、副作用が少なく安全性の高い医薬品なので安心して服用する事が出来ます。

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